災害ボランティア活動について 〜その①〜

令和2年7月豪雨により被害に遭われた皆様、並びに生活に影響を受けた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

コロナ禍に追い打ちを掛けるこのようなこの事態を鑑み、7/24(金)に発行致します「norma jean」8月号に掲載予定の巻頭特集「“もしも”は突如訪れる いのちを守る防災意識」の一部を先行してこちらで公開致します。

災害ボランティアを考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひご一読いただき、参考にしていただけますと幸いです。


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近年の防災意識の醸成と共に、災害ボランティア活動に参加する人たちも増えてきています。一方で、災害ボランティア活動の現場ではトラブルが増加していることが問題に。「助けたい」「力になりたい」という素晴らしい行動のはずが、思いがけず迷惑を掛ける結果になってしまうのはとても残念なことです。必要な準備をしっかりと学んだうえで行動するようにしましょう。



あなたの心持ちは?

 まず、災害ボランティア活動に参加する際の心持ちは「被災者を助けたい」「被災地復旧の力になりたい」という想いが軸でなくてはなりません。何よりも被災者の立場を尊重すること、自分の判断やペースだけで活動をするのではなく被災者のペースに合わせるということが重要です。1人でも多くの人を助けたいという熱い思いは大切ですが、故に前のめりになり過ぎて協調性に欠けてしまうとトラブルを引き起こしてしまうことも。達成感を得るための自己満足になっていないか、周囲に圧を与えてしまっていないかなど、現場でも1歩引いた目線で自分を客観視することを忘れずにいて下さい。「感動や感謝といった見返りを期待する」「就職活動や会社の実績作りのために参加する」など、“ボランティア”という行為にかこつけた善意の押し売り、利己的な心持ちで参加する方も一部存在し、被災者を不快にさせたり復旧作業の妨げになったケースがあるのも事実です。参加する前に、ボランティア活動の意義をしっかりと考える時間をとりましょう。



ボランティアの取り組み方

 意志が固まったら、具体的に何から取り組めば良いのでしょうか? まず、災害が起きた際に第一に優先すべきは自衛隊や救急隊などによる人命救助です。災害中継などで被害状況を見て「今すぐにでも力になりたい」と衝動に駆られた方がこの時点で被災地にマイカーで乗り入れると、駐車場の収容台数を超えたり、緊急車両の通り道を塞いでしまったりと様々な弊害が出てきます。市民のボランティア活動支援機関である、各地域の災害ボランティアセンターが開設されるのは早くて発災から3日後。この期間に出発に向けた準備を進めておきましょう。また、実際に被災地に足を運ぶときは、単独で行動するのではなく被災地の市町村社協が運営する災害ボランティアセンターを通じて活動に参加することで、活動内容や状況、注意事項を事前に知ることができ、トラブルを抑えながら、より効率的・効果的な活動を行うことができます。





その②




取材協力

社会福祉法人 久留米市社会福祉協議会 ボランティアセンター

古賀 正博さん、池田 昇平さん

☎︎0942-34-3035 住/久留米市長門石1丁目1-34

URL www.heartful-volunteer.net

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